LIXILのレンジフード「よごれんフード」。
3ヶ月掃除がいらなくて、内部のシロッコファンは10年間掃除がいらないというレンジフードです。
レンジフードは油を使うのでどうしても汚れがひどくなりますよね。掃除をするのも大変。
そこで今回は、「よごれんフードを3ヶ月掃除しないで放置したらどのくらい汚れるのか」を検証していきたいと思います。
僕は、トヨタホームで注文住宅を建てて今実際にその家に住んでいます。レンジフードは「よごれんフード」を採用し、実際に使っています。
この記事を読むと次のことがわかります。
- ここに記事よごれんフードの価格
- 3ヶ月掃除しなかったときの各パーツごとの汚れ
- 1年使ってみての口コミ(メリットとデメリット)の内容
普段は1ヶ月に1回掃除をしているので、3か月後はどうなっているのかすごく気になりました。
結果は多少の汚れはあるけど簡単に掃除ができるくらいの汚れしかありませんでした。
この記事を読んでよごれんフードの性能を理解していただきレンジフードの選択の参考にしてほしいと思います。
それでは解説していきます。
※当ブログでは商品・サービスのリンク先にプロモーションを含みます。ご了承ください。
よごれんフードとは?
リクシルのキッチン「リシェルSI」「アレスタ」「シエラ」の3商品に搭載可能なレンジフードです。
名前の通り汚れにくいレンジフードです。3カ月間掃除をする必要がなく、中にある「シロッコファン」と呼ばれる部品は10年間掃除がいらないというすごいアイテムです。
名前の通り「汚れん」のか……
汚れない仕組みは、中の回転ディスクが高速で回転して油と空気に分類。回転ディスクより奥に油がいかないような仕組みになっています。
また、レンジフードと言えば100円ショップなどで売っているフィルターを付けますよね?
よごれんフードはそもそもフィルターを付ける必要がありません。
まさに、時間のない主婦にとって嬉しい機能が備わったレンジフードです!
よごれんフードの価格
よごれんフードの価格について解説します。よごれんフードはリクシルの扱ってるレンジフードの中でも金額が高い方になります。
よごれんフードの金額は¥192,380でした。
実際の見積もりを公開しますが、こちらの見積もりはトヨタホームで購入したときの見積もりになりますのでその点ご理解の上ご参照下さい。
名称 | 金額 |
よごれんフード | ¥192,380 |
【検証】3ヶ月掃除無しだとどのくらい汚れるのか
よごれんフードは3カ月間掃除が入らないと言う商品です。
普段は1ヵ月に1回掃除しているのですが、今回3カ月間掃除をしないで放置してみました。LIXILは3ヶ月間掃除がいらないと言っているので、それが本当なのか検証したいと思います。
今回は各部品ごとどのくらい汚れていたのか写真で詳しく解説します。
結論から言うと、
3ヶ月掃除無しでも問題なし。しかし、ホコリや油汚れはあるので1ヶ月に1回は掃除したほうがいい。
多少の汚れはありましたが、簡単に掃除できるレベルの汚れでした。よごれんフードすごいです!
それでは、部品ごとどのくらい汚れていたのか解説していきます。
我が家の3か月間の汚れんフードの使用頻度はこんな感じ
- 1日3回料理で使用
- 揚げ物は月に1回
- 魚もフライパンで焼く
よごれんフードの上の部分
まずは、汚れんフードの本体上の部分。
上の部分はやはりホコリが溜まっていますね。
ホコリは溜まっていますが油でべたべたになっているようなことはありませんでした。濡れた雑巾や拭き掃除専用のウエットティッシュなどでふき取れば簡単に取れました。
整流版
整流版を止めている金具にホコリがついています。この隙間から空気を吸い込んでいるので汚れて当然ですね。
整流版を開けてみます。
裏側はやはり汚れがひどいですね。ホコリと油でベトベトになっていました。でも3ヶ月掃除無しにしては汚れてないですね。
オイルパン
オイルパンは回転ディスクが分離した油を落とす場所です。
油が残っているのがわかります。油がキレイに分離できているので、しっかり溜まっています。
回転デスク
回転ディスクの汚れはこちら。
回転ディスクはホコリと油が付着していて汚れていました。回転ディスクにホコリがついていると油と空気に分離するときに効率が悪くなります。
回転ディスクは最低でも月に1回は掃除したい場所です。
シロッコファン
最後に10年掃除のいらない「シロッコファン」を見てみます。
シロッコファンとその周りの金具は見た感じ汚れは全くありませんでした。手で触ってもべたべたしていることもありません。
回転ディスクでしっかり油を分離できているということですね。
よごれんフードのメリット(良い点)
よごれんフードは僕の奥さんの希望で取り付けました。
よごれんフードを1年使ってみての感想を書いていきます。今回のメリット・デメリットは奥さんの意見も参考にさせてもらいました。
キッチンを毎日使っている人にしかわからない点もあるので、参考になると思います。
よごれんフードのメリットは次の3つ
- 掃除がラク
- フィルターがいらない
- IHと連動して自動で運転
- 見た目がシンプルでかっこいい
掃除がラク
よごれんフードの掃除の頻度はメーカー推奨だと3ヶ月に1回の掃除をすればいいという物です。レンジフードは油を使う場所なので、どうしても汚れてしまいます。
そのため掃除の頻度が少なく掃除自体も楽なのは嬉しいポイントです。
レンジフードって汚れやすい場所ですよね。
それが3か月に一回の掃除でよくてしかも今回見たように、そんなによごれないというのはメリットでしかありません。
フィルターがいらない
下の画像のようなフィルターをレンジフードにつけている家庭もあると思います。
レンジフードの掃除を楽にするためにつけていると思いますが、フィルターの交換って面倒ではないですか?
油でベタベタになったフィルターの交換はできればやりたくないです。
よごれんフードは油取り用のフィルターをつけなくても大丈夫です。回転ディスクが油と空気を分離するのでそもそもフィルターがいらない構造になっています。
僕も賃貸の時に使用していました。
フィルターをそもそも使用しないのでフィルターの取り付ける時間とフィルターの金額、フィルターを買いに行く手間がなくなり、かなり時短になります。
IHと連動して自動で運転
IHと連動することができ、スイッチを入れるとと連動して汚れフードのスイッチがつきます。
普通だとIHやコンロの火をつけた後に換気扇を手動で作動させないといけないのですよね。
- コンロの火をつける
- 換気扇のスイッチをつける
- 料理が終わったらスイッチを切る
よごれんフードはIHをつけるだけで自動でよごれんフードが作動します。しかも、IHの電源を切るとよごれんフードは3分間の運転した後に自動でスイッチが切れます。
火を消したあと3分間だけ換気扇がつきっぱなしになるのは、汚れた空気を完全に外に排出するためです。
見た目が良い
よごれんフードは見た目がいいです。キッチンの上の部分がすっきりして広く見せることができます。
また、よごれんフード自体の色も選択できるのでキッチンの色に合わせるとさらにおしゃれになりますね。選べる色はこちら↓
- シルバー
- 白
- 黒
僕の家のよごれんフードはシルバーを採用したよ
よごれんフードのデメリット(悪い点)
次によごれんフードの悪い点を解説します。実際に使っていて感じる部分を書いて行きます。
- 背の低い人は掃除が大変
- 背の高い人は頭をぶつける可能性がある
- 金額が高い
- シロッコファンは掃除できない
順番に解説します。
背の低い人は掃除が大変
よごれんフードの高さは床から約165cmあります。
この高さだと背の低い人は掃除する際大変だと思います。僕の奥さんは身長 150くらいで身長が低いです。手は届きますが大変と言っています。
掃除は背の高い旦那さんに任せましょう!
背の高い人は料理中に頭をぶつける
逆に背の高い人は料理中に頭をよごれんフードにぶつける可能性があります。
よごれんフードの高さは約165cmなので身長が165cm以上の人だと頭の高さにちょうどレンジフードがあるような状態になります。
そのため料理中に注意していないと頭をぶつける可能性があるので注意が必要です。オプションで高さを変えることができるので気になる方は高さを変えるのも良いかもしれません。
金額が高い
よごれんフードですがやはり他のリクシルのレンジフードと比べて金額が高いです。
僕自身も計画の途中でよごれんフードに変更したので少し金額が高くなりました。
しかし3ヶ月掃除をしない点と掃除をすることが楽な点を考えると少し高いけどよごれんフードを採用する価値はあります。
シロッコファンは掃除ができない
10年間掃除のいらないシロッコファンですが、逆に掃除ができません。
シリッコファンは10年間は掃除しなくて良い設計になっているのですが、10年後はどうするのって思いますよね。
回転ディスク奥のシロッコファンですか基本的に掃除はできません。
もしする場合には業者に頼らなくてはいけません。また、よごれんフードの寿命は10年で設定されているためその後は買い替えを推奨しています。
使える可能性はありますが掃除ができないので業者に頼むしかありませんね。
まとめ
いかがでしたか?
今回は「よごれんフード」がどのくらい汚れないのか検証しました。よごれんフードは他のレンジフードに比べると金額は高いです。
しかし、その分汚れないので家事の時短になります。
導入金額は高くても今後のことを考え、時間を買うという意味でもよごれんフードはとてもおすすめできるレンジフードです。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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