今回は、リシェルSIの排水溝について解説していきたいと思います。
LIXILの最上位モデルのキッチン「リシェルSI」は、見た目もおしゃれで採用したいと言う人も多いはず。
しかし、日々のメンテナンスや、使い勝手などを知らなくて、見た目だけで選んでしまうと失敗してしまい、あとで後悔することになります。
そこで今回はリシェルSIを3年間使用している、僕がリシェルの排水溝及び排水溝のメンテナンスについて解説していきます。
これから、リシェルSIを採用したいと考えている方、今現在リシェルSIを使っていて、排水溝のメンテナンスの仕方が、分からない方はぜひご覧ください。
それでは解説していきます。
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排水溝の構造
リシェルSIの排水溝のメンテナンスを知る前に、まず構造を理解する必要があります。
そこで、排水溝の構造について解説していきたいと思います。
各部品がどのように使われているか、詳しく解説していきます。
カバー
まず目に飛び込んでくるのは、こちらのカバー。
こちらのカバーは、排水溝とまな板置き場スポンジ置き場を隠すためにあります。
このカバーがあることでシンクがスッキリした見た目になり、また排水溝の汚れを隠す役割も担っています。
ゴミ受け、水切り
カバーを外すと、奥にゴミ受けがあります。
こちらは金属でできているため、ヌメリの発生が少ないです。
ただ後ほど解説しますが、こちらのゴミ受け穴が少し大きいです。
なので細かい食品の残りかすなどが、そのまま下へ流れてしまいます。
細かいカスが流れてしまうと、後々配管の詰まりの原因になります。
まな板置き場
まな板置き場はこんな感じで針金を上げて溶接し、メッキして作られています。
まな板置き場の暑さは20センチあり、大体の大きさのまな板を置くことが可能です。
そしてスポンジ置き場ですが、スポンジを置いた際、スポンジから垂れてくる水が排水溝へ流れるような仕組みになっているため、スポンジの下がべちゃべちゃになってしまうことがありません。
こちらは、すごく考えられた良い商品だなと感じます。
くるりん排水溝
くるりん排水溝とは?
そして最後にゴミ受けを外した後に出てくるプロペラ。
くるりん排水溝という名前で、水を上の水栓を開くと水流の影響によって、このプロペラが回転します。
このプロペラが回転することによって、排水溝を流れる水は渦のような水流をつくり、その渦のような状態で配管を流れていくため、詰まり汚れの予防につながります。
これらの部品が複雑と言うこともあり、多少汚れがつきやすいイメージです。後ほど掃除の方法を解説します。
排水溝の掃除していく
それでは実際に掃除をしていきます。各パーツごとの掃除の仕方を、解説します。実際の掃除の映像を参考にしてください。それではいきましょう。
シンクの掃除
まずはシンクの掃除です。
リシェルSIのシンクは色々選べますが、画像のように人造大理石でできたシンクが非常に人気です。
色も4種類から選択でき、今まで使っているステンレスのシンクとは大幅に違い、非常におしゃれなイメージがあります。
我が家は画像のようにホワイトモカと言う色を選択したので、非常に汚れが目立ちます。
しかし毎日掃除をしていれば、そこまで汚れが目立つ事はありません。そして掃除方法ですが、基本的に毎日スポンジで洗うことをおすすめします。
そこまで洗いにくい部分でないので、皿洗いのついでに、最後にスポンジで掃除をする。
これだけでキレイな状態を保つことができる。
どうしても汚れがこびりついてしまってスポンジでは落ちない、そんな時は、引き渡しの時に一緒にもらうメラミンスポンジを使用することで、汚れを落とすことができます。
色が変色してしまう可能性があるそうです。絶対に使わないようにしましょう
ゴミ受け
ゴミ受けの掃除、ゴミ受けは金属でできているため、ヌメリ汚れなどあまりつきません。
基本的に1回、夜に1日にたまった汚れを、ゴミ受けに捨てれば完了と思います。
先ほども解説しましたが、リシェルSIのゴミ受けはご覧の通り穴が大きく、食べ物のカスなど小さいものに関しては、そのまま排水溝に流れてしまいます。
こうなってしまうのが嫌だったため、僕は別で三角コーナーを購入しました。
僕の購入した三角コーナーが、非常にシンプルな構造のため、この商品自体に汚れがほぼつきません。
また食洗機対応のため、使ったあと食洗機に入れることで、常にきれいな状態をキープできます。汚れがつきやすいものはシンプルなものを使用する。
三角コーナはいろんな商品を試しましたがこれが一番手入れが簡単。
これが1番家事を楽にしてくれる方法です。
こちらのゴミ受けは、ダイソーで売っている物でストッキングタイプの物を使用することで、そこに汁物を捨てるようにすれば、小さなゴミなどはほぼ排水溝へ流なくなります。
カップラーメンの残し汁などを捨てるときにおすすめ
非常におすすめなので真似してみてください。
くるりん排水溝
くるりん排水溝は、排水溝の中で1番汚れが目立つ部分です。
少なくとも1ヵ月に1回は掃除をすることをおすすめします。
まず掃除方法ですが、プロペラ部分を引き抜きます。
こちらのプロペラは固定されているわけではなく、磁石になっているので簡単に外せます。こちらを外し、歯ブラシなど細かな部分が掃除できる、掃除用具で掃除をしていきましょう。
また、さらにその奥プロペラが付いていた部分の掃除も同様に歯ブラシで行います。
どうでしょうか、かなりきれいになったことが分かります。
まな板、スポンジおき
まな板スポンジ置き場の掃除です。
まな板スポンジ置き場は、針金部分が全部取れるので外します。
細かい突起の部分などを、ブラシなどで掃除していきましょう。針金部分に関してはキッチンペーパーで湿らせて軽くこすると汚れが落ちます。
それでも落ちない場合は、石鹸などの中性洗剤などをつけて掃除していきましょう。
汚れが溜まってしまうとプロペラが回らないなどのトラブルの原因に。
シンクに水を貯める方法
最後に、シンクの排水溝の臭いがする配管の奥を掃除したい場合などに、役に立つ方法です。
キッチンの排水溝というのは、食品や油を扱っているということもあり、配管に汚れが溜まりやすく、臭いの原因にもなります。
そのため1ヵ月に1回程度、シンクにお湯をためて一気に流すと言う方法をやることで、汚れがとれ、配管を常にきれいな状態に保つことができます。
臭いの予防にもなります。
リシェルSIの排水溝は特殊な形で、できないのではと思っている方がいると思います。今回は、僕が実際にやっている方法を、皆様にご紹介します。
ビニール袋に水を貯めましょう。
そのビニール袋を排水溝のところに落とします。ここで、排水溝全体が塞がるようにします。
その状態で、お湯を貯めていきます。ここは必ず、水ではなくお湯にしましょう。お湯にすることで油が溶けやすくなるので、汚れが落ちやすくなります。
まとめ
いかがでした?
今回はリシェルSIの排水溝について解説してきました。
少しだけ特殊な構造の排水溝。綺麗に保つためには日々の掃除が大切ですがやりづらい部分もあります。特に最後の水を貯めるのは毎日はできないです。
今後リクシルのリシェルSI を採用した人、今現在リシェルSIを使っていて排水溝の掃除の方法がわからない方はこの記事を読んでいただき参考にしてくれると嬉しいです。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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