住まいや不動産に関する疑問って多いですよね。
賃貸であったり戸建住宅であったりしても素人からするとわからないことも多くあり、また知りたい情報に限って調べても出て来ないことが多いです。
僕自身も家を建てる際、わからないことが多くあり、調べるのが大変だった記憶があります。
そんな時に気軽に質問できて、またセカンドオピニオンとして専門家に回答してもらえるサービスがあったらいいと思いませんか?
そこで今回株式会社ワンダラス様のサービス「olivvia」をご紹介します。
※当ブログでは商品・サービスのリンク先にプロモーションを含みます。ご了承ください。
olivviaの簡単な説明
今回紹介するサービスオリビアの簡単な説明をします。
不動産、住まいに関する疑問を投稿してプロの宅建士さんに回答してもらうサービスです。
みんなの住まい相談:https://www.olivvia.net/index.php?_page=minsumaQA&_page2=minsumaQAList&_theme=no&_order=new
全て無料でできます(※メールアドレスでの登録が必要)
住まいに関する疑問は多いですし、「こんなことを聞いて聞いていいのだろうか」という質問も多くありますよね。
そんな質問も気軽にでき、しかも宅建士さん(プロの方)に回答していただけるサービスはこれから家を建てる人や引っ越しをする方にとってとても役に立ちます。
また過去にされた他の方のQ&Aも検索閲覧できるようになっており、自分では気づいてない疑問点も見つかり、住まいに関する知識が増えて勉強にもなります。
実際の質問を紹介
実際に質問された過去の質問を見ることができます。気になった質問を5つほど取り上げます。
個人的に気になった質問を選びました。
- 磁石の付く浴槽について
- 世帯年収900万円で7000万円の家を買うのは現実的ですか?
- アクセントクロスどの色が人気?
- 間取りのアルファベット「DEN」とは何か?
- 現在ハザードマップの説明は必ずされるのでしょうか?
【実際の質問①】磁石の付く浴槽について
磁石がつく収納を買いましたが、今住んでいる賃貸のユニットバスにはつきませんでした。どうしてですか?
QAの詳細ページ:https://www.olivvia.net/index.php?_page=minsumaQA&_page2=minsumaQADetail&_theme=3&_minsumaId=736
最近はいろいろな収納グッズが売っており、その中でもマグネットで壁に取り付けができるものはとても人気です。
マグネットで壁に取り付けることで浴室が広くなり掃除も楽になります。
しかし今回の質問でいうと、おそらくユニットバスでマグネットで壁につく収納グッズを使いたかったが、実際購入したところユニットバスにつかなかったという質問です。
それに対する回答として2名の宅建士さんが回答しておられます。
見た目には区別がつきにくいのですが、下地に鉄が入っているかホーロー製以外はマグネットは利用できないようです。
浴室も一面のみマグネットが使用できる壁にしているところもあるようです。冷蔵庫も同じようでもマグネットが使える素材の面もあるようです。
最近のユニットバスは、プラスティックや樹脂の壁の裏側に強度を増すために鉄板が入っている構造のものが多いようです。
ですので、その鉄板に反応して、磁石がくっつくようになります。
しかし、以前のユニットバスは、壁の裏側に鉄板が入っていないものが多くあったそうです。
相談者さんの賃貸物件は、壁の裏側に鉄板の入っていないユニットバスであると考えられます。
回答としては下地に鉄が入っている壁でないとマグネットはつかないとのこと。
最近のユニットバスはマグネットがつくものが多いようですが、昔のものは使えないものもあるみたいです。僕が以前住んでいた賃貸はマグネットつきませんでした。
購入してから気づくとショックも大きいですよね。買う前に気軽に質問できるのはいいなと思いました。
【実際の質問②】世帯年収900万円で7000万円の家を買うのは現実的ですか?
世帯年収900万円で7000万円の家を買うのは現実的ですか?
QAの詳細ページ:https://www.olivvia.net/index.php?_page=minsumaQA&_page2=minsumaQADetail&_theme=no&_minsumaId=1165
家を購入しようと考えている人は必ず疑問に思う点です。
今回の質問を無料でできる点はかなりメリットが大きいと考えます。しかも回答を見て分かる通り、実際の金額をもとに細かく計算し、返済比率も出してくれていて、さらにプロの目線でアドバイスをいただいています。
普通この質問は、ファイナンシャルプランナーにお金を払って聞くような内容です。
実際の回答がこちら。
500万円の頭金があるとのことですので、
住宅ローンは6500万円として考えます。
登記費用や諸費用もかかりますが、
ここでは実現可能性を判断するために割愛いたします。
30代前半であれば、35年の住宅ローンが組めますので、
借入額6500万円、期間35年、金利0.7%と設定した場合、
毎月の返済額は、174,525円となります。
年間返済額=174,525円×12=2,094,300円
金融機関によりますが年収に占める返済割合が35%を超えると
借入れは難しくなりますが、今回のケースでは
2,094,300円÷9,000,000円=23.27%
となります。
返済割合は十分、金融機関の許容範囲内に収まる
と思われますので、購入については十分に現実的だと考えます。
世帯年収900万円で、7,000万円の住宅を買うのは現実的かどうかにお答えします。
私の第一印象では、世帯年収900万円で、7,000万円の住宅は少し厳しいのではないかとの印象を受けますが、実際に計算してみます。
まず、可処分所得を計算します。
世帯年収900万円ということは、おそらく手取りとしては650万円前後かと思います。
次に、返済計画を計算します。
30代前半だということですので、返済期間を35年と想定します。
借入金6,500万円、将来の金利上昇も見込んで金利を1.5%で試算します。
その結果、年間の返済額は239万円となります(ボーナス払いを併用しない場合)。
※返済額を試算する場合は、ある程度のストレスをかけた金利で計算してください。
住宅を購入すると、住宅に関連する支出として、新たに固定資産税や修繕費などが発生します。その費用として、年間60万円程度の支出を見込みます。
結果、7,000万円の住宅を購入すると、年間300万円ほどの支出となります。
最後に、生活費を出してみます。
総務省の「家計調査」によると平均的な3人家族の平均消費支出は、住居費を除くと年間約342万円といわれています(2019年調査、全国の標準的な家庭)。
住宅関連費用300万円+生活費342万円=642万円
可処分所得が650万円でしたので、計算上は、ぎりぎり購入することは可能だと思います(金融機関も融資してくれると思います)。
住宅営業マンや銀行員は今回のようなことを教えてくれないですし、借りられる額と返せる額は違います。
そのことを分からずに住宅ローン組んでいる人も多いので、いちど第三者に質問をできるのはとても参考になります。
【実際の質問③】アクセントクロスどの色が人気?
最近アクセントクロスが流行っていますがどの色が実際人気なのでしょうか?
体感で構わないので教えてください
QAの詳細ページ:https://www.olivvia.net/index.php?_page=minsumaQA&_page2=minsumaQADetail&_theme=3&_minsumaId=1247
せっかくの注文住宅。家のどこかにアクセントクロスを採用したいという方は多いはずです。僕自身もアクセントクロスを採用しています。しかしその際にどの色が人気なんだろうと思うこともありますよね。
今現在の人気色やトレンド色など意外とわかりません。
実際の回答がこちら。
アクセントクロスどの色が人気?』の回答をします。
ワンルームとファミリータイプでは、好みがわかれるかもしれません。
以前ワンルームでリノベーションを実施し、床を白のクッションフロアにし、アクセントクロスとしてパステルのブルーとイエローを選択しました。
イエローにしたのは、男性、女性両方から選んでいただきやすい色として選択しました。
ファミリータイプでは、床は白や明るめのフローリングが多いのですが、ダークブラウンを採用しましたが無難なようです。落ち着いた印象になるので、万人受けするような気がします。
アクセントカラーを採用する場合、はっきりした色を選択しないと効果が表れません。あまり派手にならないようにとうすいピンクを採用しましたが、日当たりの良い部屋で白とあまり変化がみられませんでした。
なかなか難しいかもしれませんが、色見本帳の小さいクロスから選ぶことになりますので、事前にお手本となる色を採用している部屋の写真があると業者に伝わりやすいかもしれません。
色は、好みと個性が出る部分ですが、貸主の立場で考えれば、万人受けする無難なカラーを選ぶ方が、より多くの入居者を得るためには得策だど思います。
私の経験から申し上げると、①濃紺、②茶、③白いタイル柄、④グレー系などがお勧めです。
個性を出しすぎると好き嫌いが出やすいと思います。
以上、参考にしていただければ幸いです。
今回の質問者さんも人気のある アクセントクロスを採用したいと思い、この質問をされたと思います。
この質問に対しても「ワンルームとファミリータイプでは、この違いが分かるかもしれません」などいろいろな視点で視点から回答してくださっています。
現在注文住宅の間取りを検討中の方は何かしら疑問が生まれますよね。
家の間取りや仕様を考える上で出てきた小さな質問も、このサイトで気軽にできるのはいい点です。
【実際の質問④】間取りのアルファベット「DEN」とは何か?
間取りのアルファベットDENとは何?
QAの詳細ページ:https://www.olivvia.net/index.php?_page=minsumaQA&_page2=minsumaQADetail&_theme=3&_minsumaId=1223
実際の回答がこちら。
間取り図に使用されているDENは主に書斎を指します。大きな部屋でなく、趣味の部屋と捉えることが多いようです。
居室とするためには、建築基準法上の部屋の広さに合わせた採光が必要です。開口部が床面積の1/7以上、換気に必要な開口部が床面積の1/20以上の条件をクリアしなくてなりません。
この条件をクリアできていなくても、LDKに続いて、扉で仕切ることもできるスペースを作り、以前の間取りでは和室にされていたこともありました。親戚が遊びに来た時の来客部屋とのイメージだったようです。
現在では、畳よりフローリングのニーズが高く、家事をしながらのお子さんの勉強を見たり、趣味作りをしたりと意外と集中できる空間でもあるようです。
DENという表記をマンションの間取り図で使用されはじめたころは、かっこいい印象持ったものです。現在社会では、生活習慣が各家庭においても違ってきたり、子どもの成長によっても違てきたりしますので、変化に対応できる空間は必要なように感じます。
「DEN」に追いてお答えします。
間取り図に出てくる「DEN」は、そのまま「デン」と読みます。
「DEN」とはもともと英語で動物の「巣穴」や「ほら穴」のことをいいます。
そこから転じて住宅の間取りにおける「DEN」は、「書斎」や「隠れ家」、「小さな趣味の部屋」などの意味を持ち、“家の中にあるちょっとした小スペース”といった空間を指しています。
「DEN」は建築基準法上の『住宅内の「居室」の基準(採光や換気のための開口部の大きさ)』に合致しておらず、「居室」として認められていないので、『+DEN』とういような表記となってしまいます。
間取りを作るうえでデットスペースになってしまうところを、多目的なスペースとしてうまく活用できるところに利点があり、最近の間取りに、よく見かけるようになりました。
この質問は僕自身も知りませんでした。間取り図にはいろいろな記号や文字があって、素人が見てもわからないことが多いですよね。
おそらくこの質問は間取り図をもらって家に帰ってきてじっくり見たときにDENの文字に気づいたけど何かわからず質問されたのだと思います。
目の前に設計士さんがいれば気軽に聞きますが、家でゆっくり確認している際など間取り図でわからないことがあったときに困ってしまいますよね。
そんな時でも気軽に質問でき、回答をしてくださるのはとてもありがたいです。しかも今回のDEMに関しての名前の由来についても書かれています。
ちょっとした雑談のネタにもなるので、とても勉強になるなと感じました。
【実際の質問⑤】現在ハザードマップの説明は必ずされるのでしょうか?
現在ハザードマップの説明は必ずされるのでしょうか?
QAの詳細ページ:https://www.olivvia.net/index.php?_page=minsumaQA&_page2=minsumaQADetail&_theme=3&_minsumaId=751
実際の回答がこちら。
近年、大雨などの自然災害が頻発しており、その物件が自然災害に対して安全かどうかは、物件を決めるとても重要なポイントになっています。
そのような流れから、2020年7月に宅建業法が改正され、重要事項説明の項目に、水防法に基づいて作成された水害(洪水、雨水出水、高潮)ハザードマップの重要事項説明が義務化されました。
ですので、宅建業者は、水防法にもとづく水害ハザードマップが有るか無いか、有る場合には取引する物件の位置、最寄りの避難所所在地について、契約締結前に必ず説明をしてくれます。
ただし、宅建業者としては、水害ハザードマップ有無や場所などの客観的な説明しかできないので、より詳しい内容を確認したい場合には、ハザードマップを作成している市町村の担当部署に確認されることが重要です。
水害以外の自然災害については、取引される物件が、土砂災害警戒区域内かどうかなど自然災害の警戒区域や防災区域に入っているかどうかについて、宅建業者には説明義務がございます。
ハザードマップの説明に関しては、区域外や賃貸等の区分にかかわらず、
法定で行わなければならないものとなっています。
一方で、公開されているハザードマップと物件所在地との位置関係の説明に終始しますので、
例えば、市町村で公開されているハザードマップが平成初期に作られたものしかなくても、そのハザードマップを用いての説明となります。
この点、ご注意ください。
近年、自然災害が多くなってきて、ハザードマップを気にする方が増えてきたのではないでしょうか。また法律も改正され、ハザードマップの重要事項説明が義務化されています。
ちなみに我が家も土地購入の際はハザードマップを見せていただきました。ハザードマップに関しては絶対に確認する必要があります。
土地や物件の買い物は大きな買い物なので、場所をできるだけ安全な場所に建てたいですよね。なのでハザードマップの確認が必須です。
感想とまとめ
いかがでしたか。
今回は住まいに関する疑問を投稿して、プロの宅建士に回答してもらうolivvia(オリビア)について解説しました。感想としては僕が家を建てる前にこのサービスを知りたかったというのが、正直な感想です。
実際に質問された方の質問を見ても専門的なことから、ちょっと気になる些細な事まで質問も様々です。プロの宅建士さんに質問をできる機会ってほぼないと思うのでとても良いサービスだと感じました。
これから家を建てる方、引っ越しを控えている方は1度質問してみては?
最後まで読んでいただきありがとうございました。
みんなの住まい相談:https://www.olivvia.net/index.php?_page=minsumaQA&_page2=minsumaQAList&_theme=no&_order=new
※当ブログでは商品・サービスのリンク先にプロモーションを含みます。ご了承ください。
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