今度、新築の家を建てる際に、玄関にシューズクロークを作ったほうが良いのでは?と疑問に思っていませんか。
シューズクロークとは、玄関まわりで使うアイテムを収納するスペースのことを言います。
玄関の機能を充実させることで玄関そのものが片付きます。
最近の新築の家では、物で多くなりがちな玄関をすっきりと見せられるシューズクロークが、近年人気となってきています。
「おしゃれだから」という理由でシューズクロークを設置するのではなく、「自分たちの生活スタイルに本当に必要なのか」という観点で検討してほしいと思います。
今回は、シューズクロークが本当に必要なのか、深掘りして解説していきたいと思います。
- 2021年にトヨタホームで家を建てました
- 長野県在住
- 家族|妻、長女(4)長男(1)
- X(旧 Twitter)|Instagramやってます!
- シューズクロークは最小限の大きさのものを採用
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シューズクロークが必要な人は?
まず、シューズクロークが必要な人はどんな人なのか解説します。必要な人は以下の3点に当てはまる人だと考えています。
- 家に物置がない人
- 小さい子どもがいる家庭で家にベビーカーがある家
- 靴が多い
- アウトドアや家庭菜園が趣味な人
家に物置がない人
家に「物置」がない人もしくは物置を購入しない人はシューズクロークおすすめです。
また、土地を買って家を建て、外構をやって物置を設置すると考える方や、外構や物置はあとからと考える方もいるのではないでしょうか?
物置に収納するはずのものが、シューズクロークに収納されていれば、物置がなくても保管と収納ができ、物置のように利用することが可能です。
小さい子どもがいる家庭で家にベビーカーがある家
ベビーカーは収納場所に苦労するアイテムの一つです。
玄関に置くと邪魔になり、物置があれば物置に収納できますが、出し入れが大変です。
シューズクロークがあれば、出し入れも保管も簡単にでき、ベビーカーでの出発、帰宅もスムーズにできます。
靴が多い
シューズクロークという名前の通り、靴も大量に収納することができます。
靴のほかに、ブーツや傘も収納することも可能。
小さい子どもがいる家庭では、子どもの靴やブーツも増えていくので、シューズクロークを採用することをおすすめします。
シューズクロークとは別でシューズボックスもありますが、シューズボックスは靴の収納に特化しており、大型のアイテムには向いていません。
靴だけを収納するスペースを確保したい人や、靴が好きでたくさん収納したい人にはシューズボックスがおすすめです。
アウトドアや家庭菜園が趣味な人
アウトドアが趣味な人は、必ずと言っていいほどシューズクロークを採用するべきだと考えます。
アウトドアにも色々種類がありますが、汚れが気になる登山グッズやガーデニングアイテムは、室内ではなくシューズクロークで収納するのが良いと思います。
スキーやスノーボード、ウェアなどのアイテムも、シューズクロークがあれば部屋の中まで持ち込む必要がありません。
重くて大きな物が多いアウトドア用品をシューズクロークに保管しておけば、車に運ぶ際も移動距離が少なくなり、積み込みも簡単です。
家庭菜園やガーデニングが趣味な人にもおすすめです。
しかし今回の場合は、広いシューズクロークに限りますが、寒い時期など家の中で植え替えや苗を管理したいなというとき、広めのシューズクロークがあれば外から持ってきて、そのまま管理することができます。
また、そこで植え替えや、苗の植え付けなどもできます。
シューズクロークが不要な人
次にシューズクロークが不要な人について解説します。
- 外に物置がある
- 靴が少ない人
- 物が少ない
外に物置がある
外に立派な物置がある方は、基本的に必要ないと思います。
ベビーカーや子ども用の自転車など、物置に収納できれば、あえて広いシューズクロークを作る必要はないと思います、今では物置に鍵のかかるタイプもあるため、盗難の心配も少ないと思います。
我が家はまだ物置がないので、ベビーカーなどはシューズクロークに収納しています。
靴が少ない人
靴が少ない人もシューズクロークは必要ないかと思います。
シューズクロークだけ立派であっても収納する靴がなければあまり意味がありません。
無駄なスペースができてしまう。
シューズクロークを作るスペースを別のものに使い、リビングや他の間取りを広く取った方が良いと思います。
物が少ない
最近流行のミニマリスト。
若者はあまり物を持たないと言う人が、増えているそうです。
自分が今持っているものをしっかりと把握し、どこに何を収納するか決めることで、無駄な収納スペースを作る必要がなくなります。
特にシューズクロークといった収納は必要な人は必要ですし、不要な人は不要です。
物が少ない人に関しては、あまり必要ではない収納になりますので、ご自身がどちらにあたるのかしっかり確認してみましょう。
シューズクロークのメリット
次にシューズクロークのメリットについて解説します。メリットは以下の3点です。
- 土足で入れる
- 玄関がすっきりになる
- 靴以外のものを収納できる
土足で入れる
土足のままでものの出し入れが可能という点。
食料品や日用品を外から靴を脱がずにそのまま収納できる点も嬉しいです。
大量に買い物をした時とかいちいち靴を脱いで履いてを繰り返すと時間の無駄であり無駄な体力を使ってしまいます。
玄関がすっきりになる
玄関がすっきりしてきれいになります。玄関とは別に収納のスペースを設けることで、玄関自体に靴を置いていることがなくなったり、物を置くことがなくなるので、必然的にきれいになります。
ものが多い家庭、子どもがいる家庭には非常におすすめです。
我が家は玄関が少し狭いですが、シューズクロークを設置したことにより、狭いながらもすっきりとした玄関をキープしています。
靴以外のものを収納できる
シューズクロークという名前だからといって、靴だけを収納するわけではありません。
先ほども解説した通り、ただ収納に向いていないものもありますので、そちらに関しては後半で解説します。
例えば、ベビーカー、三輪車、これから捨てるダンボール、子どもの外遊び用砂場セット、ボール、玄関掃除用のほうきなど
シューズクロークのデメリット
それでは、シューズクロークのデメリットについて解説します。デメリットは下記の3点です。
汚れが溜まりやすい
シューズクロークは靴で入れると言うメリットがある反面、汚れが溜まりやすいデメリットも存在します。
靴で入るため、どうしても砂やほこりなど他に比べて溜まりやすいです。
これに関しては仕方がないと思いますので、こまめに掃除をする必要があります。
スペースが必要
当たり前ですが、シューズクロークを作るためにスペースが必要です。
シューズクロークのためにどこか部屋の1部を狭くしたり、玄関を狭くしたりする必要があります。
シューズクロークにも何をしまうか決まっていない人がシューズクロークを作って失敗する理由が、シューズクロークのためにどこか部屋の1部を狭くしたり、玄関を狭くしたりして無駄なスペースができてしまいます。
シューズクロークを作る位なら、他の部屋をもう少し広くしておけばよかったと後悔する方もいらっしゃいます。
いるならいらないならいらないとはっきり区別することで、無駄なスペースを防ぐことができます。
匂いが気になる
シューズクロークは臭い対策必須です。
靴が多く集まる場所でもあり、また外で使ったものを置く場所でもあるため、匂いが気になる場合があります。
臭い対策に関してはいろいろ種類がありますが、1番簡単な芳香剤を置く程度で充分だと思います。
我が家はコーヒーかすで自作した消臭剤を置くようにしています。
匂いの対策はエコカラット
玄関とシューズクロークの匂い対策として、我が家はエコカラットを採用しました。
エコカラットについて詳しく解説した記事がありますので、そちらをご覧ください。
簡単に説明するとエコカラットはデザイン性のあるタイルを壁に貼り付けることで、インテリアとして楽しむこともできますしエコカラット自体に性能としてある匂い、消臭効果を使って消臭効果があります。
玄関にエコカラットを施工している方は多くいらっしゃるので、玄関またはシューズクロークに施工するのをおすすめしています。
エコカラットの詳細記事≫https://emerarudonoki-blog.com/lixil-ecocarat/
我が家の実例紹介
次に、我が家のシューズクロークの紹介(実例)を紹介します。参考にできる点があれば、ぜひ真似してみて下さい。
間取り
間取りはこちら。
シューズクロークと言いつつ、少し小さめのシューズクロークになります。奥行きは50センチ幅は100センチ高さ天井まで高さがあります。
棚
奥に造作カウンターを設置。
この棚はトヨタホームで設置していただき金具を取り外すことで高さの調整も可能です。
そして正面には扉を設置しました。
棚と扉との間に隙間があるため、その隙間に外で使うようなものを収納することができます。
シューズクロークが欲しい!でもそんなにスペースが取れないと言う方は、こういう方法もありかなと思います。
鏡
そして目の前には姿見を設置しました。
こちらは妻の強い希望で設置。
家を出る前に自分の姿を確認できるというメリットがあります。
こちらは色々な形がありますが、僕自身の感想としてウォークインクローゼットの中に「姿見」をつけてもいいかなと感じました。
コンセント
コンセントは壁の上に設置。
基本的に使っていませんが、今現在はトヨタホームの電子ラロックの電源供給用として設置しました。
もし玄関で掃除機など電化製品を使いたい、掃除機や靴の乾燥機など使いたい方はシューズクロークにコンセントをつけることを強くおすすめします。
実際に収納しているもの
我が家が実際に収納しているものをリスト化しました。
シューズクロークに収納できるものは大体このような感じだと思いますので、シューズクロークに何を入れていいのか、悩んでいる方は参考にしていただけるとうれしいです。
- 靴
- 傘
- ベビーカー
- 軍手
- ほうき
- 折り畳み椅子
まとめ
いかがでしたか?
今回はシューズクロークについて解説してきました。
シューズクロークにも必要な人、必要な人が存在します。
ご自身がどっちだったかしっかりと判断していただき、最高の間取りを作って欲しいと思っています。最後まで読んでいただきありがとうございました。
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