今回は、リビング階段及びリビングの吹き抜けについて解説します。
ハウスメーカーの展示場やInstagramで流れてくるおしゃれな家の多くはリビング階段や吹き抜けを採用しているところが多いですよね。
それに憧れて自分の家もリビング階段を採用したいなと思っている方も少なからずいるはずです。
しかし、リビング階段には大きなデメリットがあり、それを知らずに採用してしまうと後で後悔することになります。
今回の記事ではリビング階段にすることによって発生するメリット・デメリットを解説していきます。
もちろん採用するのがダメと言うわけではなく、デメリットを知っている上で採用することをお勧めしています。それでは解説していきます。
- 2021年にトヨタホームで家を建てました
- 長野県在住
- 家族|妻、長女(4)長男(1)
- X(旧 Twitter)|Instagramやってます!
- リビング階段は悩んだ末に不採用にしました。
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【やめてよかった】我が家がリビング階段を採用しなかったのはなぜ?
まず最初に、我が家がリビング階段を採用しなかった理由について解説します。
デメリットの部分と共通する部分がありますが、こちらは我が家が採用しなかった理由ですのでご理解ください。
- リビング階段は寒いと聞いたか
- 吹き抜けが嫌いだった
- プライバシーの配慮
理由①リビング階段は寒いと聞いたから
リビング階段は寒いと言う話を聞いたことはありますか?
実際、僕自身リビング階段のある家に住んだ事はないので、何とも言えませんが住んでいる方の多くが寒いとおっしゃっているのを聞いたことがあります。
天井が高いとその分暖かい空気が上に行く。その結果したが寒くなる。
なんとなく想像できるのですが、やはりリビング階段及び吹き抜けにすることによって天井の高さが高くなります。
暖かい空気と言うのは上に溜まる性質があるため、その分、暖かい空気が上に逃げてしまい、寒く感じるのではないかと思います。
実際、我が家の吹き抜け部分である階段はリビングと比べて気温が低いです。
理由②吹き抜けが嫌いだった
家に、リビング階段や吹き抜けがあると、とてもおしゃれに見えますが、僕自身吹き抜けが嫌いと言うこともあり、採用しませんでした。
嫌いだった理由は2階に1階の声が響いてしまう点や匂いなどデメリットを多く知っていたためあまり好きになれなかったことが理由です。
理由③プライバシーの配慮
先ほどと被る部分がありますが、リビングに階段があると言う事は、帰宅後、玄関から入ってきて2階に行くには必ずリビングを通る必要があります。
今現在は、子供がまだ小さく影響はないと考えていますが、今後子供が小学校、中学校、高校と成長していくにつれて、親と顔合わせしたくない時もあるのではないかと考えています。
また、子供の友人が家に遊びに来た際も、必ずリビングを通ってから各自分の部屋に行かなくちゃいけないので、そのたびリビングの掃除をしなければなりません。
特に我が家は女の子がいるので、プライバシーの配慮も考慮して、リビング階段は見送りました。
結論(いらない)という判断に
もちろんおしゃれな家には少し憧れもありましたが、生活の利便性や今後のことを考え、リビング階段は採用しないと言う結論に至りました。
次にリビング階段のメリットを解説していきたいと思います。
リビング階段のメリット
次にリビング階段のメリットを解説していきたいと思います。
- おしゃれなインテリアになる
- 家族と顔を合わせる機会が増える
- リビングが広くなる
おしゃれなインテリアになる
リビング階段の最大のメリットは、やはりおしゃれな家になると言う点です。
階段自体が家のインテリアとなり、雑誌やガスメーカーのモデルルームで見るような非常におしゃれな家を演出することができます。
僕自身、この点については、やはり吹き抜けのある家はとても開放感があって、見るだけですごいおしゃれだなと感じます。
家を建てた後にインスタなどをやっていきたいと言う方は、正直リビング階段はおすすめです。
家族と顔を合わせる機会が増える
リビングに階段があると言う事は、2階に行く際には必ずリビングを通らなくてはいけません。
なので必然的に家族と顔を合わせる機会が増え、その分コミュニケーションも増えると考えます。
僕個人の意見なのですが、家族とはいつまでも仲良く生活していきたいと考えています。帰宅してすぐ自分の部屋に言ってしまうようだと心配になります。
将来のことを考えて、あえてリビングに階段を作る方もいるそうです。
そうすれば必然的に家族の前を通らないと2階に行けないので絶対顔を合わせることになります。
リビングが広くなる
リビング階段にすることで玄関とリビングまた他につながる他の部屋につながる廊下が必要なくなります。
我が家もそうですがリビングを出ると廊下があり、その先に階段があります。ここのスペースがリビングとなるため、その分リビングを広く作ることが可能です。
家で無駄なスペースって廊下だと思っています。
できるだけ廊下を少なくすることで人の居住スペースを広くできるので、少しでも広い家に住みたいリビングを広くしたい方はリビング階段の選択も良い方法だと思います。
リビング階段のデメリット
次にリビング階段のデメリットを解説します。
- 冷暖房効率が下がる
- 1階の音が筒抜け
- 子どもが危険
順番に解説します。
冷暖房効率が下がる
リビング階段や吹き抜けを採用することによって天井の高さが高くなり暖房効率が悪くなります。
画像のようにシーリングファンをつけ、天井の上のほうの温かい空気を下に送ったり、暖房を全館空調にすることで解決できます。
全館空調であれば家の中全体を同じ温度にできるため、吹き抜けだろうが関係なく温めることができます。
また階段部分にロールスクリーンやカーテンをつけることで、2階からの冷気を防ぐ方法もあります。
1階の音が筒抜け
リビング階段にすることで、1階の音が2階に筒抜けと言うデメリットも発生します。
リビング階段でなければリビングと階段の間に1枚扉がありますし、また床の面積も広いため音が遮断されます。
しかしリビング階段だと2階の壁をつたって、音が部屋に伝わります。
あまり気にしないと言う方はいいと思いますが、1階によく来客のある方などは注意が必要です。
子どもが危険
リビングに階段があることで、小さな子供のいる家庭は注意が必要です。
子供が階段を上ってしまい、落下や転倒のリスクがあるためです。
我が家のようにリビングと階段が別の場合は、リビングの扉を閉めてしまえば子どもが勝手に階段に行くことはできません。
しかし、リビング階段ですと、リビングに階段があるため、自分で気づかない間に階段を上っていたなどよくある話です。対策として、ベビーガードなど階段の前に設置することで防げます。
もちろん、子供が大きくなってくれば、そのような心配はありませんが、おそらく家を建てる方の多くが、小さい子供がいると思います。
筆者が伝えたいこと
ぱっと見の見た目で採用を決めてしまう人も多くいますし、リビング階段のデメリットを話してくれない営業マンなどもいます。
思考停止で見た目がいいから、おしゃれだからといってリビング階段を採用してしまうと後々後悔することにつながります。
採用する場合も、しっかりとメリット・デメリットを理解した上で決めることを強くおすすめします。
まとめ
いかがでしたか。
今回はリビング階段について解説してきました。
リビング階段は非常におしゃれですし、憧れる方も多いです。
しかし、そんなリビンが階段にもメリットデメリットそれぞれ存在していますので、自分に合っているかどうかメリットデメリットよりもメリットの方が上回っているかなどしっかり考えた上で採用するようにしましょう。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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