トヨタホーム|デンソー製の「HEMS」の使い方や設定方法、アプリについてを徹底解説!

ご覧いただきありがとうございます。今回はトヨタホームのHEMSについて解説していきます。

トヨタホームで家を建てて、その時に「HEMS」を導入したけど、、

  • いまいち、HEMSのことがよくわかっていない
  • 設定は自分でやるみたいだけど難しそう
  • アプリの使い勝手は?
  • HEMSって何ができるの?

僕自身2021年2月からトヨタホームの家に住んでいます。引き渡し後HEMSの設定を自分でやったのですが、苦労しました。

そこで、この記事では次のことを解説してきます。

  • HEMSとは何か
  • 専用アプリについて
  • 家の設備の遠隔操作方法

結論から言うと「HEMS」を使うことによって家の電気の使用状況やスマホで全館空調を操作したりできます。

この記事を読んでHEMSについて理解していただき、エネルギーを効率よく使ってほしいと思います。

それでは、解説していきます!

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目次

HEMSについて

そもそもHEMSって何?という人も多いはず。そんなあなたに簡単に解説していきます。

HEMSとは?

「HeMS」は、家庭内のエネルギーが、いつ、どこで、どれだけ使用されているか「見える化」し、家の機器を効率よく「コントロール」するシステム。エネルギーの有効活用と、ムリのない省エネ行動の促進に加え、家の外からでも機器のコントロールが可能になります。引用元:スマートハウスのe!こと|スマートハウス|住宅・ハウスメーカーのトヨタホーム (toyotahome.co.jp)

引用元:スマートハウスのe!こと|スマートハウス|住宅・ハウスメーカーのトヨタホーム (toyotahome.co.jp)

写真のように「HEMS」対応の設備を一括で管理し専用モニターやスマホで操作ができるというシステムです。

トヨタホームのHEMSはデンソー製

HEMSを製造しているメーカーは他にもありますが、トヨタホームの場合はデンソー製になります。

機械本体はこんな感じ。

デンソー(DENSO)のHEMS本体
デンソーHEMS本体

基本的にRANケーブルの接続が必要なので情報分電盤の中にあると思います。またHEMSのサービスを使うにはWi-Fiの契約が必須になります。

配線のほうは住宅メーカーのほうで行ってくれるので、Wi-Fiの設定だけ自分でやりましょう。

Wi-Fiの契約は自分の携帯の会社とセットにすると割引もかなり効くので合わせるようにしましょう。家を建てるタイミングでスマホのキャリアも変えてしまうのもいいかもしれませんね。

僕の家はソフトバンク光を使っています。スマホとセットでおうち割という物が使え、毎月スマホ1台につき1000円の割引を受けられます。下の画像から申し込み可能↓

HEMS専用アプリがある

僕の家はHEMS+というモデルなので専用のモニターはありません。なのでHEMSの操作はすべてスマホで行います。HEMS専用のアプリがあり、それをダウンロードする必要があります。

デンソーHEMSアプリのダウンロード画面

このアプリでエネルギーの使用状況を確認したり、HEMS対応の設備を操作できたりします。できることが多いので順に解説していきます。

電気料金の確認(売電、買電)

まず、アプリを開くとホーム画面が出てきます。エネルギーの情報は赤丸で囲ってある部分から確認できます。ホーム画面の右側の部分は電気代を確認できます。

この部分では、一日あたりの電気代を見ることができます。ソーラーパネルが屋根にのっていて売電がある人はその金額も知ることができ、今日は買電、売電合わせていくらになったのかがわかります。

月単位で見ることもでいるので、今月の電気代を知りたいときに便利です。しかし残念なことに先月の売電と買電の合計の金額を知ることができません。この点はマイナスの部分と思います。

ホーム画面では先月の電気代は確認できませんが、あとで解説する「エネルギーモニター」のグラフという部分で確認することができます。

※売電の金額は確認できません。

エネルギーモニターで電気の使用状況を確認

この部分ではさらに詳しくエネルギーの使用状況を確認できます。確認できることは次の通り

  • 分岐モニター
  • エリア別月間グラフ
  • グラフ(電気の買電、売電)
  • 機器別のグラフ
  • CO2の排出量
  • 総積算

順番に解説していきます。

分岐モニター

分岐モニターとは、現在の電気の使用状況を、分岐ブレーカー別にグラフで表示してくれます。

また、番号の部分をタッチすると分岐ブレーカー別に詳細情報の確認ができます。これを見れば今家のどこで何が使われているかわかるので、出かける前に確認すれば「電位の消し忘れ」が無くせます。

エリア別月間グラフ

分岐モニターと似ていますが、エリアごと月間の合計を見ることができます。使い方としては月の最後にどのくらい使ったのか、先月に比べて使う量は増えたのかなど、月別で比較するときに便利なグラフです。

グラフ(電気の買電、売電)

電気の使用状況、ソーラーパネルの発電状況(売電)が1時間単位で見ることができます。

オレンジのグラフは電気の消費量で、青いグラフはソーラーパネルが発電した電気のです。

また、月間や年間の情報も見ることができ、正確に比較することができます。上の写真は僕の家の電気使用状況です。2月に入居し3月にHEMSの設定をしたので3月からの統計ですが、すべての月で売電のほうが多い状況です。つまり毎月電気代はかかって無く、むしろ売電で設けている状況です。

ソーラーパネルをのせてよかったと心から思っています。

家の設備を操作する

HEMSのアプリからできることは他にもあります。それは家の設備の操作です。

操作できる設備は次の通り

  • 全館空調を操作
  • エコキュート
  • ラロック
  • 蓄電池
  • 車両充放電の操作(電気自動車)

「蓄電池」と「車両充放電の操作」は僕の家にはないので、紹介だけします。順番に操作の仕方を解説していきます。

全館空調を操作

トヨタホームの全館空調「スマートエアーズ」。スマートエアーズを遠隔操作することができます。

暖房、冷房、除湿、自動の運転モードを切り替えることかできます。また、各モードの設定温度も確認でき変更することも可能です。

エコキュート

エコキュートの操作は、自動湯張りとタンク湯増しの二つの機能が使えます。

こちらの機能ですが僕自身ほとんど使っていません。理由は自動湯張りはお風呂の栓を閉めてないと意味がなく基本的に配管洗浄のことを考えて残り湯は湯船に張りっぱなしになっているからです。

タンク湯増しについてもエコキュートの設定で夜間に湯増しするように設定してあるのでいちいちアプリでやる必要がないからです。

ラロック

玄関の電子錠の施錠と開錠ができます。

家で使うことはないですが、外出先で「あれ?玄関閉めたっけ?」と不安になった時にアプリで施錠状態を確認するとができるので、家に戻って鍵を確認するといった無駄なことをしなくてよくなります。

蓄電池と車両充放電の操作

蓄電池と車両充放電の操作もできるようですが、僕の家にはこの設備がないので解説できません。

できるということだけの紹介になります。

まとめ

いかがでしたか?今回はトヨタホームのHEMSについて解説しました。

おそらく注文住宅のを建てるときに始めて知ることだと思います。HEMSは使いこなせれば快適な暮らしが手に入ります。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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    この記事を書いた人

    2021年にトヨタホームで注文住宅を建てました。その時のノウハウや注文住宅についてのブログを運営しています。

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