コンクリートの白華現象ってご存知でしょうか?
エフロレッセンスとも言います。
コンクリートに発生する白い汚れのことです。
我が家の玄関ですが、2年目にしてタイルとタイルの隙間から白い汚れが出てきてしまいました。
今回はこの汚れ自分で落としていきたいと思います。
誰でも簡単に安くできる方法なので、「自分でやってみようかな」と思う方は是非真似してみてください!
それでは解説していきます。
※当ブログでは商品・サービスのリンク先にプロモーションを含みます。ご了承ください。
白華現象(エフロレッセンス)
白華現象。エフロレッセンスとはコンクリートの割れ目から、コンクリートの成分が溶け出し、白くなる現象のことをいいます。
- コンクリート表層部の遊離石灰などの可溶成分が浸透した水分により溶かされて表面に染み出し、蒸発して析出、さらに成分によっては空気中の二酸化炭素と反応して固まることによる。可溶成分が、コンクリート等の硬化時に内部から表面へ移動した余剰水により溶かされ析出したものは一次白華、ひび割れや表面を伝う雨水・地下水等の外部の水により溶かされてできるものは二次白華と区別される。
- 白華現象は、コンクリートが固化する際の水分量、骨材、混和剤など多様な原因が関与して発生するものと考えられている。
- 太陽光が当たり乾湿の差が大きいと考えられる南側には生じやすい、気温の高い夏季より冬季の方が進行しやすいといった特徴がある。
- つらら状に成長し、鍾乳石のようになることもあり、騒ぎになることがある。
- 酸性雨が主要因とされることもあるが、原因が多岐にわたるため、断言することは非常に難しい。
我が家の白華現象|玄関のタイルの隙間に発生
我が家もトヨタホームの2年目点検で白川現象があることが発覚ししました。
普段生活していてあまり気にしていなかったため、いつから発生していたのかはわかりません。
点検の時に軽く溶剤で落としてもらいましたが、半年過ぎたくらいでまた出てきてしまいました。
そこで今回自分で白華現象の掃除をしていきたいと思います。
誰でも簡単にできます!
白華現象を除去していく
コンクリートの白華現象は「アルカリ性」なので、酸性の液体で洗うときれいに落ちます。
ただ、
酸性の液体って何を使えばいいの?
って思いますよね。
そこで2つの洗剤を用意しました。
- サンポール
- クエン酸
サンポールで除去
トイレ掃除でお馴染みのサンポール。
酸性のためこちらで掃除をすると落ちるそうです。実際に購入して白華現象している部分にかけてみます。
サンポールに水を混ぜ薄めて使用します。
実際に動画を載せますが、サンポールの溶剤を白華現象のところにかけると白い泡が発生します。
この時に酸性とアルカリ性で中和しているそうです。
そして泡のシュワシュワがなくなった後に水を流すときれいになっていました。
一回で落ちない場合は複数回サンポールをかける。
また、ブラシで擦るのも効果的。
クエン酸で除去
比較的いろんな家庭にあるクエン酸。「こちらも酸性のため理論上、落とせるはず」と思い、実験してみます。
クエン酸で作った水をかけたところ、シュワシュワっとしますがサンポールに比べて反応が弱い気がしました。
汚れの落ちも悪かったので、クエン酸ではあまり落とせないということがわかりました。
可能であればサンポールでやることをお勧めします。
汚れを落とせないわけではないが、サンポールの方が早く落とせる。
結果|どちらも白華現象を落とせるが、サンポールを使うことをおすすめ
結果はどちらも落とせましたが、サンポールのほうがきれいに落ちました。
また、サンポールはブラシでこすらなくてもきれいに落とせるので自分でやる場合はサンポールでやることをおすすめします。
やる場合はメガネマスク手袋は必ずつけるようにしましょう。
少しですが臭いも気になりました。また、サンポールをかけた後は、そのままにせず、水をかけて周辺を軽く流しましょう。
まとめ
いかがでしたか。
今回はコンクリートの白華現象(エフロレッセンス)の落とし方について解説してきました。
白華現象を落とす専用の溶剤も売られています。
しかし、割高になっているので家庭でやる場合は、サンポール等で充分かと思います。
今回いいきっかけになり、家のコンクリート、タイルを全て確認したところ、意外とタイルの隙間が白くなっているのがありました。
普段気にしていなくて気づいてない場合もあると思うので、普段見ないところも注意して見てみましょう。
もし、発見したら今回紹介した方法できれいにしましょう。こまめに掃除することで落としやすくなります。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
※当ブログでは商品・サービスのリンク先にプロモーションを含みます。ご了承ください。
コメント